消えつつある昭和レトロ包装パン

突然ですが、昔ながらのパン屋さんのレトロな包装が好きなんですよね。
あのフォント、色の組み合わせ、どこか気の抜けたイラスト(ウシ率高し)・・・
もちろん昔からみんなに愛され続ける素朴な味わいも大好きです。
どこをとっても魅力的な昭和パン。
しかし残念ながら最近はなかなか見つけられないんですよね・・・。
原材料の高騰や後継者不足などの厳しい状況の昨今、惜しまれつつ閉店するお店はやはり多いようです。
そんな中、今回は幸運にも長野県中野市で2店舗も出会えました!
バターパンが人気/高原堂

一件目は高原堂さん。
残念ながら2025年9月30日をもって閉業されたそうです。
リベンジ敵わず、悲しい限り・・・。
口コミではバターパンが有名とのことでしたが、この日は残念ながら売り切れ。
でもこんなにかわいい牛乳パンに出会えました!
長野といえば牛乳パン。
甘いクリームとふわふわのパンのコンビネーションで口の中が幸せ・・・
総菜パンも大変美味で、写真を撮るのも忘れて夢中で食べてしまいました。
なんでも60年以上、ご夫婦で続けられているそう。
どうかお元気で末永く続けてもらいたいものです。
ずっしり食べ応えのある頭脳パン/中村屋パン店

二件目は中村屋パン店さん
こちらも70年以上続く老舗のパン屋さんで、牛乳パンと頭脳パンが有名とのこと。
頭脳パンとは石川県の金沢製粉の「頭脳粉」を使って作られたパンのこと。
通常の小麦粉よりビタミンB1が多く、ビタミンB1により脳の働きが活発になり記憶力や思考力が良くなるとしている・・・といわれていたらしい。
売り切れ寸前のところで最後の一つを購入できました。ラッキー!
ちょっとした枕かと思うほどの大きさもさることながら、ずっしりとくるその重さにも驚きました。
くれぐれもカロリーなんて考えてはいけません。
頭に良いのですから、健康面ではむしろプラスなのです(暴論)
その後立ち寄ったスーパーで他2種類を追加で購入できました。

通常は様々な種類がある頭脳パン。
さらにお店では好きな組み合わせで作っていただけるらしい。
高原堂さんのバターパンと合わせて、これは何としてもリベンジしたい!
食べ終わった後の包装、どうする問題
帰宅後、ぺろりと平らげてしまいました。
さて、今までは食べ終わった後はそのまま捨ててしまっていた包装。
しかし素敵な包装を一度に複数手に入れてしまった今、
「どうにかして保存したい!眺めたい!」というコレクター欲が湧き出てきました。
そこで、切り開いた包装を、
食器用洗剤で洗う⇒乾かす⇒クラフト紙に配置⇒クリアポケットに入れてファイリング
という形でとりあえず様子を見てみようと思います。


インクがくっ付いちゃったりするのかな?
何か良い方法がありましたら教えていただけますと幸いです。
保管した後、早速いろんな場所の気になるパン屋さんを、片っ端からブックマークし始めました。
これはとんでもない沼に片足を突っ込んでしまったかもしれませんね・・・。
まあ、旅の楽しみが一つ増えて良かったということにしておきましょう。
以上、趣ノスタルジアでした。
~今回お邪魔したパン屋さん~
高原堂さん
中村屋パン店さん