趣ノスタルジアの航海日誌

レトロなもの、趣があるものが好きです。Googleマップの「∴」マークも大好物。地球旅行の記録を残していこうと思います。

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昭和ディープ過ぎる群馬の銀座を歩く【高崎中央銀座商店街/群馬県高崎市】

昭和レトロでディープな高崎の銀座を歩く

群馬県高崎市にある高崎中央銀座商店街のゲート看板。

前回に引き続き、群馬レトロ探訪回です。

今回は群馬県高崎市の「高崎中央銀座商店街」を歩いてきました。
以前ブログで拝見し、気になっていた群馬の銀座。
全長430mのアーケードの中には昭和で時間が止まったようなお店がたくさんあるらしい。
そんな昭和レトロな風景を期待して訪れましたが、なかなかディープな世界が広がっていました。

 

 

日曜のお昼過ぎ、誰もいない商店街でー

スズラン百貨店のお隣の駐車場に車を止めて、さやもーる商店街から街歩き開始です。
スズラン百貨店は屋上遊園地があると聞いていましたが、リニューアルされておしゃれに生まれ変わっていました。


前の日曜日のお昼過ぎに到着しましたがひっそりとしています。

群馬県高崎市のさやもーる。すずらん百貨店前の通り。

 

さやもーるには純喫茶 コンパルさんがあります。
プリンアラモードが有名のようですが、今回は立ち寄らず。

高崎市の純喫茶コンパルの看板。純喫茶らしく昭和レトロな感じ。

高崎市の純喫茶コンパルのショーケース。カフェメニューの食品サンプルが並んでいる
高崎市の純喫茶コンパルの玄関マット。


すぐに中央銀座商店街のアーケードが見えてきました。こちらは南側。
真昼間だというのにアーケード内が闇に包まれています。

群馬県高崎市の高崎中央銀座商店街のアーケード

趣ノスタルジア

正直ちょっぴり怖いぞ・・・

 

誰もいない・・・。
写真を撮るのには好都合で助かるのですが、少し寂しい気持ちになってきました。

高崎中央銀座商店街のアーケード内。休日にもかかわらず閑散としている

 

入ってすぐのところに比較的新しいラーメン屋さんがあってそちらは営業中でしたが、シャッターが下りているお店が大半でした。
昔ながらの帽子屋さんは営業中。学生帽を被っている子って見なくなったな。

高崎中央銀座商店街の帽子屋さん。やっと営業しているお店に出会えた。

 

シャッターは締まってはいますが、昭和レトロな店構えのお店が多く、レトロ好きには見ごたえがあります。

群馬県高崎中央銀座商店街の自転車屋。昭和レトロな看板と店名が良い。

 

インテリアの文字が・・・

高崎中央銀座商店街の昭和レトロなお店。インテリアの文字が取れかかっている

 

”務器”って何だろう?

高崎中央銀座商店街の昭和レトロな印刷屋さん。

 

白馬車さんは夕方から17時から開店する珍しい喫茶店。
周りに夜のお店が多いのでその関係でしょうか。

高崎中央銀座商店街の純喫茶白馬車。夕方から開店する珍しい喫茶店


撮影は控えましたが、奥に進んでいくにつれて夜のお店が増えていきます。
一歩わき道に入ればスナック店もひしめいていました。

群馬県高崎中央銀座商店街のアーケードを一歩逸れるとスナック街が商店街は夜の街へと変貌を遂げ、夜になれば地元の方で賑わうのかもしれません。

2つのレトロ映画館、高崎オリオン座と高崎電気館

この付近には映画館が二つあります。
アーケード内にあるのがこちらの「高崎オリオン座

高崎中央銀座商店街にある映画館、高崎オリオン座の外壁

高崎オリオン座Cafeというおしゃれなカフェにリノベーションされていました。

もう一つが「高崎電気館
こちらは現役の映画館。アーケードから少し外れたところにあります。

高崎電気館の外観。大正生まれの現役映画館

群馬最古の映画館、高崎電気館の外観

いかにも昭和レトロな雰囲気!

memo

高崎電気館
1913年 (大正2年) 創業の高崎市初の常設映画館。平成13年に休館したが、平成26年に「高崎市地域活性化センター」として生まれ変わった。現在も現役で映画を上映している。

大正時代の創業ですが、現在の建物は昭和41年に建て替えられたもののようです。
訪れた時は「サタジット・レイ レトロスペクティブ2025」という、古典インド映画を上映するイベント期間だったようで、いたるところにインド人俳優さんの写真が貼ってありました。

群馬県最古の現役映画館、高崎電気館の一階受付。インド人俳優の写真がお出迎え

人かと思って話しかけちゃった(恥)

 

群馬県最古の現役映画館、高崎電気館の一階受付。「二階へ」の看板がレトロ

二階へ上がると・・・

 

群馬県高崎電気館の2階へ上る階段。インド古典映画の女優さんの写真がお出迎え

ここにもインドの女優さんが。
上映中だったので劇場内は見学できず。また今度。

 

群馬県の高崎電気館の階段。「御来場ありがとうございました」の看板がレトロ

 

アーケードの反対側へ。ゴージャスな看板が存在感大

アーケードに戻って、再びレトロなお店探索へ。
大栄ホールというゲームセンターを発見。

高崎中央銀座商店街の大栄ホール。ゲームセンターだったのかな?

店先のランプ?が大きくてゴージャス。点いているところが見てみたい。

高崎中央銀座商店街にある大栄ホールのランプシェード

昭和レトロなインテリアが飾られています。

高崎中央銀座商店街の大栄ホール。昭和レトロなインテリアが飾られている

他にも昭和レトロを感じさせる店構えのお店がたくさんありました。

高崎中央銀座商店街の照沼商店の外観。昭和レトロな店ロゴ

高崎中央銀座商店街のタカミさんというお店。昭和レトロな外観

 

商店街の統一された店名看板もいいですよね。

高崎銀座中央商店街の共通デザイン看板。花柄のデザインに各店の名称が書かれている


途中からTAKASAKI Retoro Avenueというアーケードに変わっていました。

高崎中央銀座商店街のレトロアベニューと書かれた新しいアーチ

中央銀座商店街のアーケード自体は1969年(昭和44年)に建設されたもの。
このレトロアベニューゲートから奥は、2014年(平成26年)に記録的な大雪の影響でアーケードが一部崩落し、その後建て替えた比較的新しいもののようです。

そんなこんなで北側の出口に到着しました。

高崎中央銀座商店街の北側アーケード。南側に比べゴージャスなデザイン

高崎中央銀座商店街の北側ゲートアーチのアップ

でかい、そしてゴージャス!
どことなくベルサイユのばらを思い出すフォントです。

 

高崎中央銀座商店街の小さい方のアーケード看板

小さい看板も華やかな作りです。

 

まとめ

高崎中央銀座商店街の様子。シャッターが多く、人もまばらだがレトロな風景がたくさん残っている。これからも残していってほしい。

今回歩いた高崎中央銀座商店街は、レトロ好きにはたまらない風景が多く残っていてワクワクした一方で、昼間はシャッターが下りた店が多く、人通りもほとんどない寂しい姿に少し胸が痛みました。

それでも、映画館オリオン座がカフェに生まれ変わり、現役映画館の高崎電気館も地域活性化センターとして新たな歴史を刻んでいるなど、昔の文化が形を変えて受け継がれているのは心強いところ。

この街並みがただ消えていくのではなく、レトロな魅力を残しつつ、再び活気を取り戻してくれたら嬉しいなと思います。

以上、趣ノスタルジアでした。

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基本情報・アクセス

高崎中央銀座商店街
所在地:群馬県高崎市鞘町・中紺屋町・寄合町・新紺屋町

アクセス:
徒歩:JR「高崎駅」西口から徒歩約20分
バス:ぐるりんバス「中央銀座」バス停下車すぐ
車:関越自動車道「高崎IC」から約15分
※周辺にコインパーキング有り

 

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